入管法で技能実習生の実態把握のため聴取票の公開を与党に求めたら、拒否されたそうだ。
法務省から閲覧許可が出たと思ったら、コピーや撮影はダメとの注文付きだとか。
図々しい与党、怒れる野党。
失踪した技能実習生に対する入管による聞き取り「調査票」、本日だけ全ての参議院議員に閲覧が許可された。
しかし、コピー機でコピーするのは禁止。
国会議員が手書きで写す。
写経をしている心境。
バカにするな! pic.twitter.com/IaZNBisLkp— 参議院議員森ゆうこ (@moriyukogiin) November 22, 2018
衆議院で聴取票を閲覧することができるのは、立憲民主党は1度に5名までの議員と制限されています。
本日は本会議終了後から、13名の衆議院議員が交代で聴取票を書き写しました。
コピーはダメだが、書き写して公開することは問題ない、というのは理不尽で、無駄な作業を強いられているといえます。 pic.twitter.com/zDgrWMLqNN— 立憲民主党 国会情報 (@cdp_kokkai) November 29, 2018
今日もみんなで人間コピー機。失踪したとされる技能実習生の聴取票を手書きで写す。コピーすればすむものを与党の信じがたい嫌がらせ。これだけで、内閣不信任案にあたるというつぶやきも。 pic.twitter.com/eSKHExbuT4
— 宮本徹 (@miyamototooru) November 30, 2018
それにしても不思議な与野党駆け引き。
与党にはデータ提供の義務があると思うのだが、全ての議員に閲覧許可するわけではないなどとふんぞり返っているらしい。
さらにコピーがダメという意味不明な注文。
文句言いつつも写経に従順に応じる野党議員たち。
疑問の声を上げない各メディア。
次からも野党は毎回手書きに応じるんだろうか。
これ、どう見ても舐められてるだけだよね。
与野党は政治執行力の有無以外は対等のはず。
野党はこういうものに応じていたのでは、議会制民主主義の崩壊ではないですか。