ポナンザ敗れる 世界コンピュータ将棋選手権2017

Poznan Chainer とは

ポナンザは最近ディープラーニングを取り入れたことで話題でした。
それを節目として、Ponanzaからponanza chainerに呼び名を変えたのですね。
この記事ではポナンザとしましょうか。
結果からいうとポナンザは優勝できませんでした。

全勝優勝はelmo

優勝は全勝のelmoというソフトです。
私はこの名前は初めて聞きました。
優勝直後にソースを無料公開しているとか。
ダウンロードできるんですかね?

敗因予想

私、AlphaGoの強さを目の当たりにして、ディープラーニング最強と感じました。
ディープラーニングを組み込んだnewポナンザはなぜ負けたのでしょうか。

ディープラーニングは深層学習という言い方もします。
たぶんだけど、学習期間が短かったのじゃないだろうか。
また一概にディープラーニングと言っても、調整するのは人間だからね。
ディープラーニングの敗北とは私はとっていません。
ポナンザの肩を持つわけではないが、次回はこのようにならないと予想します。
別に特にポナンザのファンでもないしね。

しかしelmoの強さは疑いようがありません、だってそうでしょう。
elmo > ポナンザ >(?) 人間名人 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> ただの将棋好き。
現時点の構図はこうなってますから。
年々、ソフトの強さは更新されているようです。
来年も楽しみです。

棋譜の感想

ぱっと見の素人感想でよければ。
まず不思議に思ったのはelmoが左側の金の動きをなかなか決めなかったことだ。
昔、自分が指していた頃は、やぐらか振り飛車かという感じで守りが固いほうが本格派みたいな感じだった。
バランスをとった布陣から空中戦を繰り広げるのが最近のあれなんですかね。
結局、金は右のほうにいったんは寄って。
ポナンザからの仕掛け、elmoとしては差し切り狙いという展開でしたね。
人間の感覚だと目途が立たないと攻撃というものは仕掛けにくいものかと思う。
そこを読み誤っているのがポナンザ側にはまだ改良余地がありそうじゃないですか?
神の域と呼べる域まではまだだいぶあるような気がする。
人間は基本的には抜かれてると思うけどね。

佐藤天彦名人 練習でもポナンザに完敗!?

2017年4月1日、佐藤天彦名人とポナンザ(Ponanza)との将棋対局が行われた。
将棋電王戦第1局ということです。
おなじみのドワンゴ主催のイベントになります。
結果は、ポナンザが名人に勝ちました。
将棋の現役タイトルホルダーとしては初の敗北。
その手数は71手と短かかった。

名人は今回あらかじめソフトを借りている。
ソフトの対局データがない不公平感をなくすためだ。
ソフトと練習対局を重ねることによって、対策や作戦を練るわけだ。
その練習において、ポナンザにはほとんど勝っていない、と名人は発言した。
将棋はとっくに厳しい手合となっていたのであろうか。
電王戦第2局は5月20日の予定。
佐藤天彦名人は第2局は自信ありと言っている。

ポナンザとは

ポナンザは将棋ソフトの中で、最強との呼び声の高いもの。
開発者は山本一成さんと下山晃さん。
人工知能と言って差し支えないと思います。
将棋や囲碁のプロというのは間違いなく天才集団。
彼らに勝つのは一昔前では考えられなかった。
森田将棋とか昔ファミコンであった。
あれなら私でも勝てたんだよね。
まあしかしその積み重ねが今に至った。
ポナンザは、さらにディープラーニング手法を取り入れた。

気になるアレコレ

李セドルさんが振駒したようだ。
あのアルファ碁(AlphaGo)との厳しい戦いの中、一勝をもぎとった韓国の囲碁棋士である。
あの時点では、李セドルさんの成績評価は必ずしも良いものではなかった。
しかし半年後のアルファ碁は、名だたる他の囲碁棋士たちに60連勝無敗を記録している。
後年振り返ったときに、歴史に残る一勝となりそうだ。
人 vs AI、という企画には欠かせないキーマンとなった。

なんたってあのアームですよ、見ました?
ツインなあやしいデザイン。
名人も目(?)を合わせないように苦労したんじゃないだろうか。
あれじゃ腹に力が入らない、AIサイドは番外戦術にも長けるか。
ちなみにあれ、一応名前がついてるんだけど、ダサくて覚えきれんのよ。
私が名づけるなら「ダブルアーム拳四郎!!」、どうすか、ダメすか。

今後はどうなるか

AIが更に邁進するなら、最善手を追求する事になろう。
もし完全解を導き出したなら、若者はそのゲームには魅力を感じないかもしれない。
その時は責任を取ってもらわねば。
より複雑でエキサイトなゲームをAIに作ってもらおう。
自らが答えを出せないほどの多様性、かつ人間に有利な。

AIの台頭により、どのような時代の変化が待ち受けるのだろうか。
まあ道場通いにいそしむ愛好家たちには、あまり関係なかったりするのだが。